雨の白布峠から西吾妻山
雨の白布峠から西吾妻山
2019年10月27日
4:40白布峠(1400)ー5:20矢筈山(1510)ー6:15西大巓(1982)ー20分コース間違えるー
6:35西大巓ー7:05西吾妻山(P2035m)ー7:20天狗岩(2000)ー7:35避難小屋(1980)ー7:45西大巓ー8:30矢筈山ー9:00白布峠
移動距離14.7km, 累積標高1100m,行動時間4時間40分(ルートミスを含む)
駐車場で車中泊で夢の中。妻と息子が夢に出てきました(内容は忘れた)。スヤスヤいい気分になっていたと思いますが、スマホのアラームがなって夢は強制終了。びっくりして目を覚ます。「もう少し見せてくれよ」とつぶやいて目を閉じました。するとまたアラームが鳴り、流石に起床。昨日の自分がアラームを二重にセットしていたのでした。
今日はサクッと西吾妻まで往復して、磐梯山も行きたいと思っている(後述するが結局磐梯山は行けない)。ジェットボイルでお湯を沸かしてカップ麺を作り、おにぎりも食べて準備完了。
外は濃霧。ヘッドライトの光が乱反射して視界が超悪い。3mほどしか先が見えません。歩き出すと登山道は水が溜まっていて、まるで水兼道となっている。せっかく乾かしたシューズは一瞬で浸水。
車に戻ってもう一回寝ようかと思ったくらい。チョロい稜線走って速攻をかける、みたいなつもりでいたけれど、視界不良・足元不良で走るどころか道を間違えないように暗中模索、歩みは遅い。追い討ちをかけるように雨が降り出して、ブルーマウンテン。
西大巓の手前で夜が明けたが太陽は見えない。天気予報ではこんなはずじゃなかった・・・
計画調和しようと焦って道を間違えて登り返す始末。雨も強くなりカッパの中も濡れ始めました。
頭を冷やそう。冷静になって考えればこんな天気で磐梯山に行ってもつまんないし、服も靴もずぶ濡れ状態だ。磐梯山の計画は延期!!焦りは悪循環に陥り遭難要員になるだろう。そもそもスキーで滑りたいと思っていた山でした。まぁよく言えば、そういうことだろう。
気を取り直して西吾妻山のピークを確実に踏もう。百名山の吾妻山連峰の最高峰である。
草紅葉が綺麗な草原地帯の木道を歩いて行くとオオシラビソの森の中に入る。そこにピークがありました。何かと苦労して辿り着いたピークは、なんとも味気のないというか。視界があっても展望は望めないようなピークでした。それでも百名山を一座ゲットできて嬉しいのです。
記念撮影をしてエネルギー補給したら帰路につきます。天狗岩を経由して湿地帯巡りをしたら、来た道を戻りました。矢筈山までは滑りやすいので慎重に歩きました。
天気がこれですが悪いことばかりでもありませんでした。なんとも変え難い静寂。雨音も癒しです。霧に包まれた紅葉の森もまた神秘的。沢の音、濡れた落ち葉の匂い、落ち葉をふむ足音、気に頭をぶつけて叫ぶ声、滑って転んで泥だらけのカッパ・・・
矢筈山からは快適な稜線で、五感を解放してマインドフルネス・ランニング(今思いついた言葉)で、駐車場まで戻りました。あ〜〜楽しかったです!!
下山して北方ラーメン。店を出て振り返ると磐梯山が見えました。下山したら晴れてくる、よくあるやつですね。
今度登るときはあのピークから安達太良山と吾妻山を是非とも眺めたいです。
西大巓 ←読める?にしだいてんと読むらしい
西大巓と西吾妻をつなぐトラバースライン
登山道=水路
湿地帯
吾妻山連峰の最高峰 西吾妻山
ザックの上からカッパを着ました
天狗岩へ続く湿地帯
吾妻神社
天狗岩はどれかよく分からないかった
避難小屋には寄らず
カッチカチのキノコも生えるよ
静寂
落ち葉最高
走れ〜
ゴール
ブルー・マウンテンじゃなくて、
ブルースカイのホワイトマウンテンで是非また会いましょう。
表磐梯(南面)を望む