関東の百名山、両神山（りょうかみさん）に挑戦。秩父に車を走らせるとギザギザな山容が目に入る。あれだな〜と嬉しくなる。深田久弥もこの景色を見ていたのかな。

　深田久弥と同じ日向大谷ルートから登ろう。登山口までの道路がかなり細く対面通行できない箇所も多い。駐車場はそれに比べると広い印象。登山口に着くと桜や梅が満開で癒される。

　単身赴任ということで最小限の荷物しか運んできていないので登山道具は持ってきてない。そのため「山を舐めるな」と言われそうな格好。今日は無理せずささっと降りてこよう。

　気温はおそらく氷点下でかなり寒い。たまらず走り出す。トラバースの山道でちょっと危険な感じがするけれど注意しながら進む。往路は薄川沿いのルートをとる。透明度が高くとても綺麗な沢だった。しかし北陸に比べて植物が全然ない。雨（雪）が関係しているのだろうか、シダ類がほとんど見られない。コゴミくらいあっても良さそうだが。イワナの気配もなかった。岩もかなりデカイが角ばっている。面白いな〜。なんて考えながらガンガン登る。空気が超新鮮。思い切り体内に空気を取り込む感じ、追い込む感じ、身体が喜んでいる感じ、いい感じ！！

　上部は霜も降りていて氷柱も見られた。流石に寒かった。急登部分には鎖場があるが地面が乾いていればどうってことはないと思った。

　あまりにも呆気なく山頂についてしまった。100名山を一座ゲットできたのでよしとしよう。

　真っ白な富士山が見えた。両神山の最高ピークは秩父から見て左端であり、せっかくなので真ん中の東岳まで。自転車があれば周回コースも考えられたが今日は大人しく往復とする。（深田久弥は縦走して八丁峠まで行ったらしい。）

　帰りは七滝沢コース。薄川コースは信仰登山の趣きが強かったが、こちらはそうではなく自然満喫コースといった感じだった。登山者１名しか出会わずとても静かな山歩きができた。素晴らしい。ただし条件次第では滑落の危険があるらしく経験者のみということであった。いいリフレッシュできて最高でした。ありがとうございました。

無料駐車場

秩父多摩甲斐国立公園　両神山登山口　日向大谷

登山口

会所

トラバース登山道が続く

ナイストレイル

信仰登山の印象が強い

透明で綺麗な沢

コケもあるよ

弘法の井戸

何を見つめているの？

清滝避難小屋　キャンプ地が広大に見えた

人世霊神

洞窟のような岩

ここから急登

産体尾根

氷柱もあるよ

両神神社

狼のような狛犬

山頂直前

記念写真

これから新緑の季節を迎える山々

中央の真っ白な山は富士山です

柳がふわふわ

東岳への細尾根

東岳の山頂

西岳への稜線（八丁尾根への稜線）は起伏が物凄い気がする

秩父の山々

七滝沢の鎖場は注意して進む

物凄いゴルジュのような沢というか崖

こちらのトラバース登山道は踏み跡が少なくラフ

下界は新緑が眩しい

石墨の登山道もあるよ

花も綺麗でした

花のアーチがゴール

今日のわんこ