間名古の頭 山スキー
間名古の頭 山スキー
2017年2月26日
03:00野谷橋 (570)〜05:30大白水谷(970)〜07:50JP1786〜08:00シンノ谷(1690)〜09:00三俣峠(間名古の頭鞍部)(2020)〜09:25間名古の頭(P2123)
09:40滑降開始〜10:00登り返し(1690)〜10:20JP1786=滑降②〜11:00大白水谷(970)〜12:40野谷橋
距離22.6km 時間9時間40分
湯谷の頭(P1549)、カラスカグラの頭(P1467)、とくれば次は間名古の頭(P2123)だ。
野谷橋の林道からスタート。雪が降っているがそのうち降りやむだろう。歩き始めて間も無く絶望的な光景を目にした。デブリで林道が片斜面になっている。冷や汗をかきながらトレースを伸ばす。普通はここで敗退だろう。心臓に悪い。そう、核心は林道にあった。気温が低い時間帯に通過したい。
小谷から落ちてきた猛烈なデブリで林道を見失って林道の上に登ってしまった。地形図を確認するとこの先もデブリが予想されたので、戻るよりそのままトラバース気味に進むそのまま大白水谷に合流した。水が出ていてさらにここも猛烈なデブリだ。しばらくデブリを進んでみるがダメ。谷はデブリランドだった。
素直に尾根に登った。これは正解だった。快適な斜度の尾根が続いて展望もよかった。ラッセルはかなりの強度だが森に癒されながら進めた。
ジャンクションピークのJP1765から、間名古への稜線を行くか、シンノ谷へ一旦降りるか、迷った。地形図では稜線は東面が切れ落ちていてアップダウンも予想される。雪がガリガリだったらリスクが高いと判断し、シンノ谷へいったん降りた。雪質が素晴らしい。トレースをしっかり付け滑りは高速道路になるだろう。しかしラッセルがキツくてペースが上がらない。天気が下り坂なのでゆっくりはしてられない。頑張れ!早く白山を見たいという気持ちに急かされて三俣峠からは力を振り絞ってラッセルした。
白山はピークに立つまで見えない。東には三方崩、奥三方が鎮座している。奥三方へはかなりの斜度に見える。ここの周回コースを考えたYSHR先生はスゴイ。
間名古の頭のピークは細長かった。一番白山に近いところでゴール。白山ドーーン!最高です。
火の御子峰は、白御子峰という感じの美しさだ。北弥陀ヶ原方面も素敵だ。
写真を撮ったら帰ろう。シンノ谷まで一気に行った。最高のパウダーを楽しんだ。スーパーファットは跳ねるんです。パウ!
シールでJP1786へ登り返す。標高差は100mくらいで20分だった。疲れてきてるようだ。
滑降パート2は雪が重パウダーになってお楽しみの尾根はそれほど楽しめなかった。
大白水谷に戻るとデブリにため息だ。ここからは試練の道のり。荒れた林道が待っている。辛抱して慎重かつ迅速に危険箇所を通過した。疲れましたが楽しめました。ありがとうございました。
朝日に染まる
雪崩の斜面も朝日に染まる
緩やかな尾根
展望もよし
ジャンクションピーク1786へ
ジャンクションピーク1786から間名古の頭を望む
シンノ谷へ一旦降りた トレースをつけた
念仏尾根を振り返る
三俣峠を目指す
振り返るとトレース 帰りは高速道路間違いなし
三俣峠(間名古の頭の鞍部)
三俣峠から間名古の頭を望む
東には奥三方岳
間名古の頭のピークはそこ
白山が素晴らしい
ズーム
北弥陀ヶ原方面
トレース
パウダーありがとうございました
記念写真
あっという間にジャンクションピーク
滑降パート2 尾根滑りは雪質低下によりイマイチ
大白水谷はデブリランド
大白水谷の下部は水がもう出ている
林道の猛烈デブリ ここで林道がわからなくなった
林道の片斜面