天気も雪も期待できない。でも山に登りたい。以前から気になっていた通称「うさぎ山」に行ってみよう。調べてみるとちゃんと名前があった。P1327は「鉢伏平」、P1467は「カラスカグラの頭」と言うらしい。そこまで行ってみたい。

 さて、取付きポイントをどうするか。国道沿いはちと目立ち過ぎるので、眼附谷沿いの林道路肩のスペースに駐車。林道をしばらく歩いて橋を渡ったところで尾根に取り付いた。何度か林道に合流するのでなんとなく安心感があった。振り返ると谷向こうに旧セナスキー場があった。

 1000くらいから先は素敵な森だった。小ピークを巻いて地図上で池の上にでた。雪質を考慮して早めにスタートしたが、どうやら雪質はダメそう。でもその甲斐があったのかもしれない。 越戸池の辺りで朝焼けが始まって神秘の森になった。癒された。 クトーを付けて鉢伏平へ登ろう。鉢伏平までの斜面は滑るのは楽しそうだ。

 ピークは広く丈の低いブナが密だった。こんなところあったんだ。

 次のピークのカラスカグラの頭へは、緩やかな斜面を鞍部まで40mほど降りる。登り返して約200登ればピークだ。この標高まで上げると樹氷が見えるらしい。雪質がパウダーになった。ラッセル強度が増すがゴール目の前。

 ゴール!白山は雲の中だった。おそらく凄くいい景色なんだろう。今日はショウガ山の展望が抜群だった。本当こんなところあったんだ。素晴らしい。

 滑降開始は素晴らしいパウダーだった。それはものの1分もせずに終わった。その後の雪質はイマイチになった。登り返しがあるのでどうせならと、楽しそうな斜面に入ったけれど、あまり楽しくなかった。楽しい滑りはあの一瞬だけだった。それでも十分だ。山で遊べるって最高だ!!

 パウダースノーのときに是非また来たい。

 滑り重視の人は楽しめないかも知れないが、危険箇所も少なく個人的にはかなりお気に入りになりそうだ。

一里野スキー場

大笠山〜笈ケ岳

大笠山〜笈ケ岳のズーム

越戸池の上から

虹雲のオレンジグラデーション

白山方面から日の出

旧瀬名スキー場の裏側

樹氷の上に浮かぶ月

上空は強風か

鉢伏平の下部の尾根 早く滑りたい!

鉢伏平の頂上付近のブナ密林 樹高がまだ低いので今後に期待

鉢伏平の頂上からカラスカグラの頭

緩やかな尾根が好き

こういう森が好き

カラスカグラの頭P1467

振り返る

記念写真

ショウガ山が美しい

白山は拝めず

滑ってきたカラスカグラの頭

滑ってきた鉢伏平

刺激的な斜面もいいけれど、快適クルージング尾根も最高でした