黒岳(水晶岳) 鷲羽岳 日帰り
黒岳(水晶岳) 鷲羽岳 日帰り
2014年9月22日 [with Yasuiさん]
3:10 新穂高 登山者駐車場 (1050)
3:55 ワサビ平小屋 (1420)
5:45 鏡平山荘 (2281)
6:50 双六小屋 (2547)
7:35 双六岳 (P2860)
8:15 三俣蓮華岳 (2841)
8:35 三俣山荘
9:25 鷲羽岳 (P2925)
9:50 ワリモ岳 (P2888)
10:20 水晶小屋 (2903)
10:45 水晶岳 (P2903)
10:25 水晶小屋
11:30 ワリモ岳
12:00 鷲羽岳
12:35 三俣山荘
14:00 双六小屋
15:00 鏡平山荘
16:10 ワサビ平
17:00 新穂高 登山者駐車場
Yasuiさんと黒岳(水晶岳)を目指しました。双六岳から三俣蓮華、鷲羽岳を経て黒岳(水晶岳)のピークを踏むという縦走を日帰りで挑戦します。
新保高の無料駐車場は満車寸前で、辛うじて駐車することができました。
天気は快晴、雲一つない星空で二人気合十分でスタート。林道は走り、登山道は歩きが基本でサクサク進みました。
鏡平では槍ヶ岳が水鏡に映っていて、思わず見とれてしまいました。稜線に出るころには陽も差してきました。縦走の始まりです。
双六小屋周辺では、一泊していた登山客がちらほら。比較的静かな山域です。この小屋から初めて目的地なるピークが見えました。遥か遠くでした。
双六岳へのアプローチルートでは、槍ヶ岳がその存在感を際立たせていました。このアングルからの写真は絵になります。続いて三俣蓮華へ。アップダウンが繰り返され、体力は徐々に奪われていきました。三俣山荘で小休止、エネルギーを補給しました。鷲羽岳の景色が見事でした。まずは100名山鷲羽のピークを目指します。急登にYasuiさんは応えているようでしたが気合いで乗り切っていました。鷲羽からの景色は最高で360度の大展望、北アルプスの峰々を山座同定するのが大変なくらいでした。
割物岳(ワリモ岳)の小ピークを乗り越えれば、なだらかな傾斜になり、ここを走ってみると最高に気持ちがよかったです。景色も抜群、風も気持ちよく、アルプス最高!という感じでした。いよいよ黒岳が近づいて来ると、今度は岩場地帯になってきて慎重に進みました。これまでどれだけのアップダウンに苦しめられたか、分かりませんが7時間30分の末、ようやく100名山黒岳のピークを踏めました。やりました!結構な距離を歩いて来たので達成感があります。
ピークにいた山ガールに写真を撮ってもらいました。帰り道は急いで帰ります。しかし思うようにスピードは上がらず、疲れも見え始めました。時間も想定より余計に掛かっており焦りも見え始めました。
三俣の分岐で巻き道ルートを進む事にし、ショートカット。このルートは稜線を歩くより随分と時間短縮出来る事は言うまでもありません。双六小屋から歩いて来た道を振り返ると、もの凄い距離を歩いて来たんだと実感できました。鏡平からはダッシュで林道まで降りていると、MH.TRCを御存知の方から声をかけられました。チームTシャツを着ていると目立ちます。林道までの下りでYasuiさんは足がかなりキツイようでした。それでも弱音も吐かずに林道まで走りきり流石です。
あとは駐車場まで走ってゴーール!44kmの長い行程でした。しかし素敵な景色を眺めながらの縦走は最高で、100名山を2座ゲットでき、非常に充実した山行でした。Yasuiさんありがとうございました。
往路で追い越した人たちに何処行くの?と訪ねられ「水晶日帰り」と応えると、皆さんかなり驚いているようでした。しかし体力と気力さえあれば出来ると思います。この縦走は最高でした。