旧ゲレンデがルートの半分くらいを占めていて、ちょっと反則な気もしますが、山スキーと言わせて下さい。三村山は速攻で行って来れる山です。登り返しを最小限に抑える為にトラバースがちょっと嫌な感じでしたが、景色も抜群に良くて十分楽しめる山でした。ルートファインディングやルート工作の能力養成、体力アップにはいい感じだと思いました。地図上で地形が上手く読めなかった部分もあり、自分もいい勉強になりました。

 今回の反省点、カメラにはストラップを付けましょう。

 今日分かった点、ウールのシャツは汗冷えが少なくて快適である、朝活は一日を有効に使えて気持ちがいい。

 サブスリーさんどうもありがとうございました。



サブスリーさんのHP


天気:粉雪のち晴れ

気温:−7〜−2℃

 年末年始の連休最終日は好天の予報でした。さてどこへいこうと考えていたところ、サブスリーさんよりスピード山行のお誘いがあり、是非ともご一緒させてもらうことにしました。サブスリーさんは仕事があるので、「朝活」として速攻で帰って来れる近場で山を考えていました。

 そこで、二人とも行ったことの無い「三村山」に挑戦することとしました。しかし、山スキーの記録は情報なしで、自分たちでルートを開拓することとなりました。といっても、旧スキー場と林道を使うので、ほとんど苦は無く楽勝であるはず。。。でした。

 AM4:00スタートということで、旧瀬名スキー場に待ち合わせしました。二人とも4:00前には集合し、準備完了となったので、15分早めにスタートしました。

 星空と、粉雪がロマンチックでした。雪質は下部はカリカリでした。

少し登ったところで、写真を撮ろうとしたら、カメラを落としてしまい、ころころ下まで転がって見えなくなってしまいました。大変、登って来たところをそのまま下ってカメラ発見、壊れていませんように。

 時間ロスしてしまったので、ロスタイムを取り返すべく、 サブスリーさんを先頭にガシガシ登っていきました。汗が下たるほどハイスピード歩行でした。(厳冬期は汗はかかない様にしましょう。)

 振り返れば夜景がキラキラ輝いていました。

 ゴンドラ降り場の下部辺りから、雪質が変わり、フワフワな雪になり、プチラッセル開始です。それでも殆どペースは落ちません。サブスリーさん恐るべし。早くもウールのシャツが汗で濡れてしまいましたが、冷えることはありませんでした。さすがメリノウールです。

 速攻でゴンドラ降り場に到達、続いて林道を進みます。ここは前半は登り、後半はゆるやかな下りです。1080付近で林道からトラバースします。少々嫌な箇所もありましたが、難なくルート工作成功です。

 次は、狭い尾根の急登です。細かいジグに四苦八苦しながら、本日の核心部をクリアしました。ここを超えれば、地図上では複雑な地形のところになります。ここもトラバースして通過すれば、あとは尾根を登るだけです。

 もう説明はいりません。

 明るくなってきました。サブスリーさんと雪景色。

サブスリーさんとモンスター。

サブスリーさんと素敵な樹氷地帯。ここを過ぎれば三村山です。

遂に三村山、到着で〜す。日本海まで見渡せました。

笈ヶ岳方面 マジックアワーです。

セルフタイマーにてコラボ写真。山頂は広いです。

安全第一、滑降開始です。

尾根はクルージング、次いで雪崩の心配が無いプチルンゼに吸い込まれて行きます。パウ☆

急登してきた箇所は1ターンずつ慎重にいきます。激パウ☆☆

暗闇トラバースでルート工作した嫌な箇所です。ウィペットがあれば心強いです。後ろの山が三村山です。

青空が見えてきました。林道はゆるやかに登っているところがあり、疲れます。

笈ヶ岳や大笠岳の景色にはシビレマス!!(左)大笠岳(右)笈ヶ岳

林道もやっと終わりです。意外と長いです。サブスリーさん提供。

旧瀬名スキー場の休憩施設。ひっそり。

貸し切りゲレンデGO!! サブスリーさん、ナイスターン。パウ☆☆☆

手取ダムをバックに、ナイス スプレーです。

私も、負けては居れません。くねくねやってみます。

二人のシュプール。山スキーヤーもたまにはゲレンデで遊びます。

あぁいい天気です。楽しいです。

いよいよ、終盤、ここからカリカリでした。おつかれさまでした。