高気圧ど真ん中

晴れ/曇り -3℃〜+3℃

完全燃焼!2014年もよろしくお願いします。


 取立山に飽きたなら赤兎山。長い林道歩きの始まりです。林道を如何にカットするかがネックです。

 まず523からヘアピン2つをカットし560へ出ましたが、雪が少なくて帰りは使えそうにありません。

 しばらく林道を進みます。850まではショートカットはほとんどできません。辛抱して林道を進みます。

 850からは林道から少し離れ、地形を読みながらカットすることができます。

 アップダウンに引っかからない様に、うまくルートを作らなければ帰りに苦労します。

 1000付近は不思議な平地が現れます。右手には大舟山の稜線が現れますが、今回は林道&登山道のコースを行きます。

 赤兎山はその何もある様に、ウサギの分布が濃いようです。あちこちにウサギの足跡があります。

 それにしても、林道歩きは長いです。いよいよ林道終点、やっとここから山スキーらしくなってきます。

 谷や尾根が複雑になっているところがありました。うまくルートを作れば帰りは快適です。ルートファインディングのトレーニングになります。

 小原峠間近、この先は森林限界になり、樹氷が見え始めます。

 林道始めはモナカ雪、続いて重たいストップスノー、最期は激パウと変化に富んだ雪質でした。


 さぁ、もう説明は要りません。

 ここからは、素晴らしい景色が待っていました。

素敵な樹氷地帯。稜線歩きの始まりです。

振り返れば白山が美しい。急登もクトー不要でした。

いよいよピークが見えてきました。

本日ベストショットです。ビューティフル白山、万歳。山頂手前にて撮影。

赤兎山、登頂しました。ピークは広く、360度の大パノラマが楽しめます。

ころ柿、みかん、菓子をお供えし、白山に今シーズンの安全を祈願しました。

勿論、最後は美味しく頂きました。山で食べると格別です。

山頂からの白山と別山

山頂からの経ヶ岳

避難小屋方面。避難小屋は雪に埋まっていました。

山頂からの大長山

遥か遠くには、御嶽が浮かんでいました。

セルフタイマーにて記念写真

滑降はエキサイティング、一気に小原峠下まで降りてしまいました。

 まさに会心の滑りでした。ここからはトレースを辿ります。うまくルートを作ったはずなので、ショートカット部分も楽に進めました。残りの林道は辛抱のスケーティングで帰ります。 帰りは2時間で降りられました。

 冬期の赤兎山展望は、ハイシーズンのものとは全然違う感じでした。白山の眺望は最高でした。見る価値アリです。林道は雪崩の危険も少なく、比較的安全な林道です。核心は長い林道歩きにあります。