サブスリーこと源さんが企画してくれた白山タイムトライアルに参加させてもらった。今回のメンバーは源さん以外は初めてお会いする方々で、皆、強者揃いであることは言うまでもない。タイムトライアルということで、全員ライバルである。6月末に単独で白山タイムトライアルしたときの記録は1時間31分47秒であったが、今回はこの記録の更新とライバルの皆さんとの勝負だ。勝負となると、気が引き締まる。ワクワクドキドキ、いい緊張感、燃えて来くる。

 AM5:00スタートという打合せだったので、時間に皆集合したが、まだ少し暗いので、10分スタート時間を遅延させようということになった。各自ウォーミングアップをし、スタート前に皆で記念写真を撮った(源さん提供)。右から、源さん、円井さん、藤瀬さん、田上さん、ユウキさん、谷さん、Noza

 闘いの前の皆の表情、やる気に満ちています。

 さぁ、薄明るくなってきた。いよいよスタートである。自己申告の目標タイムやベストタイムを参考に、源さんの選抜により、スタート順を決定し、2分間隔でのウェーブスタートとした。

 藤瀬さんが先頭でスタート、 白山は初挑戦らしいファイト!!

 次いで登山経験豊富な田上さん、スタート!

ファイト!!


 頭の中でレース展開をイメージしてみた。

 谷さんは目標が90分、謙遜してるが絶対早い。

 ユウキさんは自分とベストタイムがほぼ同じ、いいライバルとなるか。

 これを聞いて、自分は密かにユウキさんに追いつき、さらに1秒差でもいいので谷さんに勝つという構想をイメージした。

闘志メラメラ。周りも燃えてます。

 谷さんスタート、次いでユウキさんスタート。

ファイト!

 そして自分、スタート!源さんに撮ってもらいました。

 後ろから2分差で円井さん、次いで4分差で源さんが追ってくる。二人ともレベルが違いすぎるので、抜かれるのは必然だが、どこまで粘って逃げれるか。いきなりキャッチされては情けないので、前半は抑え気味とはいえ、やっぱり前半から足を使うしかない。勝負はそういうものだろう。

 ウォーミングアップをしたお陰で、急激に心拍が上がること無く、走りと早歩きを組み合わせていい感じで登っていけた。中飯場あたりから心拍も高い状態で安定してきた。発汗量もあるので、ハイドレーションで水分補給する。

 他の方はボトルであったり、現地補給であったりさまざまな給水方式をとっていた。


 甚ノ助手前で田上さんに追いつけた。よし!と思ったらすぐに円井さんに抜かされてしまった。円井さあんは軽快にリズムよく殆ど走って登っていくので、着いていけない。

 間もなく藤瀬さんにも追いつけた。藤瀬さんと二人で円井さんにしばらく着いて行こうと試みるが、やはり着いていけない。

 それでも藤瀬さんは円井さんに必死に食らいついていった。その後すぐに千切れてしまったが、あの姿勢は素晴らしいと思った。

 次は源さんが後ろから迫ってきているはずだ。十二曲の前のフラット地形では、後ろにチラチラ赤シャツが見えた。焦る〜。どんどん近づいてくる。

 登りにさしかかると、あっという間に抜かれてしまった。流石です。源さん早いです。テクニックで盗むものは、、、テクニック?体力の問題か。

 

 もう逃げる時間は終わり、ここからは前を追うしかない。ライバル先行者2名の姿は一向に見えない。弥陀が原はガスの中で、晴れていれば五葉坂まで見えるのだが、前の状況が全くわからず、自分との闘いとなった。

 室堂までは気持ちよく走れるのだが、御前峰までの最期の登りがツライ。足が上がらないが、走り易い道なので走るのだが、足が上がらないので走っているのか、歩いているのか分からない。とにかく足が上がらない。ツライ時間が一番長く感じた区間だった。

 やっとゴールの2702mの石碑が見えた(もう皆いるし。)そして石碑タッチ!


よし、まずは自己ベスト更新だ!!達成感ある〜。


 間もなくして田上さんもゴールした。

 初挑戦の藤瀬君ももうすぐ来るだろう。かなり寒いのでウェアを持ってきて正解であった。

 皆さんのタイムを聞いていると、ユウキさんにはギリギリ勝てたが、谷さんには及ばなかった。

悔しい。悔しい。鍛えないと。

次回があるなら、リベンジして勝ちたい。


藤瀬さんもナイスファイトでゴール。お疲れさまでした。

 記念写真を撮って、みなさん、おつかれさまでした。ここで一応解散である。皆さん寒いのでダッシュで室堂まで下山した。

7人トレインを形成してダッシュしている間は爽快であった。室堂で、自分は小休止。

 持参したオニギリとヒレカツで一息。白山キリマンジャロ500円も追加して、しばしまったり。

 冷えた身体も少し暖まったところで、下山開始。師弟関係である円井さんと藤瀬さんは軽快に降りていった。

 自分はあまり下りは得意ではないので、ストックで足の負担を減らしながら降りた。

 途中で田上さんと合流し、情報交換をしながら降りていった。田上さんもやはり下りは早い、着いていくのでやっとだった。

 焦らず、安全第一、自分に言い聞かせて下った。吊り橋を駆け抜ける田上さん、キマッテました!

 雨に打たれること無く、皆無事帰還できたのでよかった。



タイムトライアルのリザルトは源さんのHPへGO!http://higaeritozan.sakura.ne.jp/hakusantt.htmlhttp://higaeritozan.sakura.ne.jp/hakusantt.htmlshapeimage_4_link_0

 皆さん、モチベーションが高くて、しのぎを削るバトルは非常に面白い企画でした。自分も気合いが入り、とても楽しめました。初対面で親切にして頂いて、ありがとうございました!!山友達が増えて嬉しいです。

 源さん、企画して頂いて、ありがとうございました!!


 次の機会があれば、また挑戦させて下さい。

[源さん、円井さん、谷さん、ユウキ(弟)さん、田上さん、藤瀬さん、Noza]