小春日和。今日もみさごさんと地元の山に勉強に出かけよう。みさごさんとは3連続、本当に偶然に休みが合う。

さぁ何処に行く?そこから議論がスタートであります。

北面の尾根で、雪はまだ生きていそうなハライ谷の登山ルート行ってみたい。そこで合点しました。


まずは林道を進んで登山口を目指す。

途中、谷の雪状況を確認すると、もう危険な匂いがしたので、谷はやめよう。絶対に。

最初からそのつもりはなかったのだけれど。


登山道に這い上がって尾根取り付く。

雪質はカリカリでした。

苦手なモナカを期待したけれど、体重を乗せても沈まないカリカリ雪でした。

早々にクトーを装着して尾根をひたすら登ります。

振り返ると大笠山、笈ケ岳が。あぁ美しい。

樹林帯も癒される。あぁ素晴らしい。

檜ノ新宮祠にお参りして、少し登れば、しかり場です。

ここからは絶景が見られます。

すべすべな白山であります。こんにちは。

本当に絶景でした。満足しま、、、せん!


ここから欲が出てきました。口長倉へ行きませんか、行きましょうとみさごさんにお願いして、面倒なアップダウンがあると分かっているのにそこに進む。

雪質はカリカリ雪であり神経と体力を要するトラーバスの提案は却下となる。

ではあえて尾根行きますか。

雪庇に注意して細尾根をシール歩行で詰める。こんな尾根スキーで登ってんのは僕たちだけだろう。

アホなのか?

それにしてもスキーって凄い!なんてことを今更ながら思った瞬間でした。

口長倉ゴール、白山ドーン。

ここまで天気がいいとは予想できなかったです。

これも勉強。一生勉強、一生青春です。



さぁ帰ろう。帰りは速攻でした。

みさごさんも自分もスキー場でトレーニングを積んでいる。カリカリ雪もいつもよりはビビらずに行けただろうか。スキー場も無意味ではなかったと思います。

シール歩行で登り返してしかり場に戻りまして、レッツゴー!

あら、なんかみさごさんの滑りが全然違う。レベル上げてる。こちらも負けてはいられないな〜。


カリッカリ!ジャーーー!と音が鳴り響いていた。鳥も鳴いている。春のようです。

モナカはどこ?

カリカリ斜面でも山に行きたいのです。僕たちはバックカントリースキーヤーでは無いのです。

山に来たのです。

山は怖い。 少しのミスで万が一落ちたらただでは済まない。

滑りの技術はイマイチでビビりですが、安全第一で確実に降りていく。集中でした。


今日もバックカントリースキーヤーが亡くなったというニュースがありました。

山は怖い。明日は我が身と思って、油断したらいけない。

美しい夜明け

山毛欅山(ぶなおやま)を背に登る

振り返れば大笠と笈ケ岳

ハライ谷は縦溝が圧巻

檜ノ新宮から神の光が差し込んでいるよう

檜ノ新宮

檜倉からの大笠(左)と笈(右)

この稜線を登り切ればしかり場

しかり場からすべすべ白山にこんにちは

口長倉へ

ゴール☆

思い出の1ページ

口長倉から白山(WB調整)

至福の時

白山を背景にクルージング

カリカリ注意!

慎重に

どんな雪質でも滑れるように特訓中