蔵王ライザワールドから熊野岳へ登山。山スキーの機動力を活かした快適な山行でした。

蔵王のモンスターと言えばですが、樹氷っぽくなっていたけれど、暖冬の影響かモンスター群は不完全な感じでした。それでも十分楽しめました。ありがとう蔵王。

スキー場中腹辺りから振り返ると東北の山々が・・・登って見たい山への欲望は際限がない

いい感じになってきました

幻日が見られましたラッキー

栄養失調のモンスター達。ちょっとお邪魔しますね。

これはこれで美しいのですが オラフ見たいな

この谷状地形を詰めていきます 帰りも快適に

蔵王の弥陀ヶ原とでも言いましょうか

人工物は氷の芸術に変化

オカマですわよ

稜線に避難小屋が見えました

巨大モンスター。名ずけて「ザ・オウ」

陸奥 をふたわけざまに聳えたまふ

蔵王の山の雲の中に立つ

茂吉さんの石碑でした

地蔵岳方面

熊野神社

記念写真 100名山ゲット☆

谷間を滑っていきます

スーーっと還ってきました

チョレイ

下山。さて朝風呂へGo

蔵王温泉 共同浴場 贅沢の極み

「十四代」まさか買えるのかと思ったけれど飾りでした・・・

 仕事人間と化した毎日に、身体性を求めて脳も体もうずいている。 以前から行ってみたいと思っていた蔵王。今やらないでいつやるの?今でしょ。

 というわけで、ライザワールドまで4時間半かけて移動しました。駐車場には一台のハイラックスサーフとテント。山に行くようです。どうやらリフト待ちのようでゆっくり準備していました。

 私は自分の足で登りたいポリシーがあるので(さらに山頂は一番乗りしたいという欲望もあるので)、さっと準備して登山スタート。アリアナ・グランデが頭の中で無限リピートしている。鼻歌まじりでオープン前のスキー場をガシガシ登っていきます。圧雪車は仕事が終わったようですが、一応迷惑にならないように隅を歩きました。

 樹氷は痩せ気味ではありますが、それなりにいい感じな雰囲気です。振り返れば月山、会津朝日岳が真っ白でした。嗚呼、まだまだ行ってみたい山が沢山あります。

 スキー場トップからはいよいよ山に入ります。と言ってもトレッキングコースとなっているくらいの緩い感じです。今日はスーパーファットを履いてきましたが、新雪は浅く期待したラッセルはありませんでした。トレースもなくオリジナルのルートを引いていきます。そしてモンスターたちのコロニーにお邪魔します。丸々に太ったモンスターを期待していましたが、超暖冬小雪の今季は仕方がありません。毎年見れるものでは無いという貴重な存在ということです。それでも大した苦労もなくこのような絶景を見れるのですから蔵王は素晴らしい条件が揃っていると言えます。

 森林限界を超えると谷状地形以外は硬い圧雪で波打っておりあまり滑りには期待できそうにありませんでした。帰りは谷状地形にパウダーが詰まっていることを期待したいところ。馬の背までくると、まるで大海原が凍りついたような、時間が止まった白い海のような、そんな絶景が広がっていました。蔵王のお釜を覗くと、写真で見るようなエメラルドグリーンではなく真っ白!こういうのを見ると、あのラインなら底までいけるかな~?なんて考えてしまいます。ドロップインした人はいるのでしょうか。

 避難小屋は凍りついて巨大なモンスターに見えました。例えるならトトロの猫バスをイメージした白猫!!

 さてピークはどこかな、奥社まではほぼ平坦な尾根でした。いつの間にかアリアナグランデからAIのハピネスに鼻歌が変わっている。「君が笑えば全てが良くなる!」頭のジュークボックスの選曲にどんな意味があったのかのかくわかりませんん。

 ピークには到着、奥社は凍りついています。地蔵岳の方を見下ろすと、樹氷はイマイチな感じ、やはりどこも似たような感じでした。

 シールを剥がしていざ滑降開始!雪質はカリカリ!馬の背をトラバースして、谷状地形にドロップイン、重い新雪でパウダーとは言い難いけれど、浮遊感がたまりません。スーパーファットで正解でした。

 樹林帯は意外とパウダーでモンスターをかわして高速ターンで落ちていく、、、最高でした。

スキー場のトップにつくとオープンしたばかりで誰も滑ってないではありませんか。では、ファーストいただきます。滑りは得意ではなく人に見せられるようなものでは無いのですが、みんなリフトの上から見てます。恥ずかしい滑りをご覧あれ。大きいターンで一気に落ちいく、、、ターンのたびに跳はね返るような反発!ピステン素晴らしい3分でした。蔵王温泉でゆっくり温まりました。蔵王最高!

ありがとうございました。