大分出張一泊二日。普通に考えればせいぜい出張先ランニングで爽やかな汗を流す程度ですが、久住山が呼んでいる。勤務時間に山登りは流石にできるわけがないので、残された空き時間は早朝しかありません。飛行機に間に合うかどうかその1点がネックであり、九重連山の最高峰である久住山に絞って速攻をかけよう。

 ペットボトル水500mlとカロリーメイト2本だけ持ってスタート。ヘッドライトが点灯せず、何度ボタンを押してもなぜか点滅するのみ。調子が悪い。終いには消灯しました。ぶっ壊れた!そして雨まで降ってきたではないですか。かぼすひらめに関アジ、ひおうぎ貝鍋、そして二階堂、、、前夜は贅沢したせいで、神はお見捨てになったのか。

 こんなことで諦められないのでスマホのライト機能で歩き出した。単純な急登のみなので何も考えなくて良い。タイムトライアル並みに飛ばしますが、日の出時刻が6:30と知り、関東より30分も遅いことに気づいて、ペースを調整して歩きました。雨が上がって明るくなってもガスは抜けず。何にも景色は見えないままピークに到着しました。登らせてもらえただけでも感謝である。こんな時間に起きているのは自分と鳥だけじゃないのかってくらいに静寂。文句は言うまい、さぁダッシュで帰ろう。下りは階段で転倒。調子に乗らないように!と忠告を受けた気がしました。林道に合流してからはラストスパート。鹿も驚く本気ダッシュでした。最後にちょこっとだけっ久住さんが山容を見せてくれました。

 ささっとスーツに着替えて大分空港へ。途中阿蘇の山並みが見えて元気をもらえました。由布岳も立派でした。九州は屋久島も含めて百名山が6座もあるので、今度他の山に登れる時はもっと景色も楽しみたい。

 飛行機は間に合ったが流石に睡魔には負けて、離陸した記憶もないまま着陸と同時に目が覚め羽田空港。あぁ楽しかった大分。東京は本降りの雨。またこの雑踏・・・

久住山 P1786.5m

空身で朝練速攻スタイル 

岩しか見えない

激坂

濃霧 天気予報ではマルだったが

調子にのると転ぶよ

チラリズム 山頂は秘密らしい

牧場 馬か鹿だったら走り回っているだろう

あ〜そ〜。