天狗温泉浅間山荘の日帰り登山者用の駐車場に車を止めた。

天狗温泉では庭木の手入中だった。

玄関先にいた女将さんに日帰り入浴はできるか聞いた。勿論できるとのことで、下山後は入浴することにしよう。


鳥居をくぐって歩き出した。晩秋の森の気配で落ち葉を踏みながら歩いて行くのが気持ちいい。登山者がちらほらいる程度で静かな山歩きであった。

まもなく一の鳥居、二の鳥居とくぐってカモシカ平にでると、景色が一変する。霜でうっすら白くなった本峰が美しい。牙山や黒斑山の岸壁も圧巻であった。

賽の河原の分岐あたりから、冷たい風に晒され草が霜で白くなる領域に入った。

車坂峠からの登山者が多いのか、人が増えた。少し期待していた積雪は無く、アイゼン不要でただの荷物であった。

黒斑山~仙人岳の外輪山の向こう側に四阿山が、さらに奥に北アルプスも見渡せた。

歩きながら思ったことは、黒斑山~仙人岳が外輪山だというのは分かるが、前掛け山や、立ち入り禁止のお釜の周囲も外輪山ではないのか?という仮説です。

もしそうなら外輪山が三重になっているということになる。どういう成り立ちなのだろう。

帰宅してから調べてみると、思った通りで、三重式火山というらしいです。先日登った赤城や榛名は二重式火山でした。へぇ~勉強になります。


山頂で記念写真を撮ってもらい、100名山ゲット!

下山後は天狗温泉(日帰り入浴800円)へ。

鉄鉱成分が豊富なため橙色のお湯で、湯船の底が全く見えない濃度でした。下山後の温泉は格別でした。ありがとうございました。

天狗温泉浅間山荘から歩き出す

落ち葉のフカフカトレイル

針葉樹林帯もある

一の鳥居

牙山の存在感

トーミの頭と黒斑山か

温泉成分の沢 温度は低いようです

硫黄の香りがした

見る角度によって全然違う

うっすら雪化粧かと思いきや霜化粧

自転車を担ぐ若者もいた

風は冷たい

ぐるりと回り込むように登る 積雪なし

振り返ると外輪山が素晴らしい

キラキラ☆

火口まで立ち入り禁止

シェルター

前掛山へ 3重式火山の真ん中の外輪部

火山らしい景色

山頂ロックオン

100名山ゲット

浅間山の火山の中心部 オカマは雲か煙か、中が全く見えない

記念写真

火山岩

右が四阿屋山か

外輪の奥に北アルプスか

帰路に寄った不動滝

沢沿いの癒しトレイル

綿毛が光り輝いていた