今年もY先輩と日本100名山の冒険です。霧ヶ峰と美ヶ原の二座を目指します。

鳥居平やまびこ公園を起点にトレック2台スタートします。

 公園から諏訪湖へダウンヒル。オレンジ色に照れているような霧ヶ峰が、早朝の諏訪湖に写っていてた。ちょうど御柱祭りの準備中。ボートの大会も行われていました。気持ちのいい朝です。

 諏訪湖の周りは歩道と自転車道が別にあるので、注意して自転車道を気持ち良く走行しましょう。上諏訪駅を過ぎるとここからヒルクライムがスタート。いきなり激しい登りで防寒着はいらない。次第に針葉樹が多くなってきたら霧ヶ峰高原は近い。交通量は少しあるけど問題なく登れる道です。

 スポーツカーやうるさいバイク、その排気ガスの方がよっぽど問題です。

 自転車は静かでクリーンです。最高です。

今年もY先輩と日本100名山の冒険です。霧ヶ峰と美ヶ原の二座を目指します。

鳥居平やまびこ公園を起点にトレック2台スタートします。

 霧ヶ峰高原!体力的にはまだまだ余裕だろう。しかしここは気持ちいですね〜。サイクリングにはもってこいです。八ヶ岳や富士山もばっちり見えます。

 八島ヶ原湿原からはシューズを履き替えて登山開始。見たことのないスケールの湿原に感動しました。

湿原を超えると物見岩が出現!蝶々深山を経由して車山を目指す。ここでも鹿対策の檻がありました。

 これぞ高原というような景色の中を歩く。簡単に登れる100名山を敢えて少しハードに登ろうとする人がここにいます。面白いじゃない。

 車山(霧ヶ峰の最高ピーク1924m)山頂にて記念写真

南アルプス登りたい

 八島湿原に戻り、売店で昼ご飯を頂きます。山菜そばを頼んだつもりが、山菜うどんが出てきた。うどんが好きなので結果オーライとしました。湿原で失言をするとこうなるので気を付けましょう。

 自転車再スタート。サイクリストにはたまらないようなワインディングロードが続きます。紅葉シーズンは最高だろう、と思いならがアップダウンを繰り返します。

 少しずつ足がキツくなってきました。Y先輩はかなり辛そう。超ストイックなので問題はないはずだ。

 美ヶ原高原への最後のヒルクライムは少々こたえました。山本小屋でアイスクリームで補給。少しまったり。ここからは美ヶ原のピーク王ヶ頭を目指して自転車の押し歩きです。自転車に乗ったらダメなところです。

 美ヶ原高原は放牧場で牛とか馬とかがいました。電波塔が頂上の目印です。見るからに人工物で少し興ざめな印象でした。舗装道路が出てくるまで続きます押し歩きが続きます。どこまで行けば自転車に乗れるのだろうか。これも冒険です。距離にして4kmくらいでしたがそれ以上に長く感じました。

 この美ヶ原高原の売店・食堂からは快適な舗装道です。お楽しみのダウンヒルスタート!ですが、濃霧発生によりガンガン飛ばせない。標高を落としたらガスも抜けてスピードを上げられそう。後ろを振り返るとY先輩がいない。あれ〜何かトラブルですか?

曲がりきれずに転倒したらしいです。大事はなかったようで何よりでした。

車はほとんど通らないマイナールートらしいですが慎重にダウンヒルでした。

う〜んでもやっぱり山岳ロードは面白い!!

 下界に降りると何やら天気が怪しい。市街地は信号が多いので山際のルートで進む。もう足が売り切れ状態のアップダウンは全くスピードが上がらない。ここまでで累積標高は2700m近くまで到達している。Y先輩に至っては1年のブランクがあって自転車はご無沙汰だった。

 そして神は試練をお与えになった。土砂降りです。雨宿りすするほど時間に余裕はない。カッパを着て進む。笑えないが笑うしかない。人生こんなもんですね。この苦しみを楽しむ。こういうアホな冒険が人生の糧てとなるだろう。

 ラストは歯を食いしばって公園の坂を駆け上がった。最後は雨も上がって最高でした。感謝です。

自転車&登山のスタイルでしかできないルートでした。 ありがとうございました。