天気よし、展望よし、雪よし。

お馴染みのメンバーに加え、頼もしいメンバーと初コラボ。最高に楽しかったです。



5:00 気温-11° とても寒い。山頂は-20°か?いきなりこの気温はビビります。完全装備をパッキングするとザックが重いです。四ツ岳といえば、凍傷、滑落と嫌な事故をよく耳にするので油断は禁物。

 準備が早くできたゲンさんと二人で少し前を進みます。 その後は順番に先頭を回す。少しずれた軌道を気合十分のみさごさんが修正してくれました。無事に徒渉地点もクリアできました。

 ここから台地に乗り上げ、樹林帯のなかを進みます。針葉樹林の中は素敵な雰囲気でした。

Nishidaさん、ゆうじんさんがここからならルートは任せてと言わんばかりに、ものすごいスピードでラッセルしてくれました。体力は底抜けですか。


 自己満足の自分以外は、トップアスリートの精鋭パーティなので体力的にはみんな楽勝なムード。あとはルートどりか。

会話も弾みルートが少しずれることもあったけれど、軌道修正の範囲内だったのでうまくルートがとれました。


 途中休憩で自分は、非常に冷たいパンやら凍りかけた羊羹やらを食べまくっていたけれど、周りはあまり食べていないようでした。アスリートは食べないのでしょうか?


勾配が急なところはジグで高度を上げます。ゲンさんのトレースは勾配も切り返しもやりやすくて登りやすい。さすがです。標高を上げるにつれ、雪質はサラサラに。この山域にしては少し重い方かもしれないかな?北海道仕込みのAmamiyaさんは、雪質については納得いかない様子。

振り返れば絶景、穂高が目の前でとても綺麗でした。


2500m地点で防寒対策をしてクトーも装着しました。みさごさんのリーダーシップは完璧でした。

ピーク下までクラストしていたところもあったけれど、無事にクリア。


空気が薄く呼吸が苦しいけれど、ピークを目の前に自分はメラメラ闘志が暑いくらい。

ピークを踏むと、乗鞍や白山がどーんと現れて「おおおーーー」感動をありがとう。


11:10

みんな笑顔でピークを踏み、握手を交わす。最高です。ゲンさん持参の一脚で記念写真を撮りました。




それでは滑降準備、シールをはがします。

Nishidaさん、ゆうじんさんはさすが準備がものすごく早い。そして、おにぎりを食べていました。よかった、何も食べないのかと思ってました。

そしてダウンジャケットを着て「きもちいね〜」と言っていました(どう考えてもものすごく寒いのは間違いないと思います)。Amamiyaさんに至っては「え?これくらいが普通」と。やっぱりこの人たちは普通じゃありませんでした。面白すぎです。


滑降前半はカリカリなので慎重に。パウダーで雪崩の心配がない斜面は、Amamiyaさんが北海道仕込みの攻めの滑りを披露してくれました。切込みが半端じゃない!しびれました。

白馬仕込みのゲンさんも華麗に滑っていてカッコイイ。

最後のパウダーの谷上地形では自分が先頭を行かせてもらいます。パウダーは深く滑り出したら楽しくて止まらない。最後は写真も忘れて一気でした。楽しかった〜。



徒渉地点からシールで登り返し、あとは駐車場までツリーランを楽しみ、あっという間でした。


12:40 無事ゴール。みなさんありがとうございました。