ショウガ山 山スキー
ショウガ山 山スキー
2014年2月9日[with Yasuhiro先生、大魔人さん]
石川県白峰
3:20 深瀬大橋 (470)
4:00 尾根取り付きポイント (485)
6:35 小嵐山 (P1000)
9:30 ショウガ山 (P1632.5)
9:45 スキー滑降開始
10:45 小嵐山 (P1000)
11:24 林道合流 (500)
12:00 深瀬大橋 (470)
合計8時間
ショウガ山は、その名の通り、甘くないです。修行の様な山行でした。過去にも似たような厳しい山行(大明神)で全く着いて行けずに悔しい思いをした経験から、今回は体力・根気とも少し成長したカナ?頑張れました。
今日も沢山学ぶことができ、また自分だけでは行けないルートに誘って頂いて感謝感謝でした。
素晴らしい景色にも出会え楽しめました。完全燃焼でした!ありがとうございました。
この数日の天気は寒気が強まったり緩んだりを繰り返したせいで、山は危険な状況でした。今回は、尾根歩きがメインであるショウガ山に挑戦しました。
深瀬大橋のふもとに駐車しスタートしました。尾根の取り付きは雪崩の注意が必要で、尾根に出ると細尾根と薮の組み合わせで大変でした。少し斜度が緩んだところから自分が前に出てルートをとりますが、まだまだ地形の読みが甘く、特訓が必要です。
1200m付近からは素敵なブナ林に出会えます。しかし、この辺りから氷化してきたので、クトーを装着する必要がありました。気温も下がり、防寒対策として今回自作してみたノースガードを使ってみることにしました。使い心地はまずまずでしたが、生地が薄く柔らかいので長持ちしない?かもしれません。
1500m付近の平坦に見えるところは小ピークがあり巻く必要がありますが、氷化斜面なのでクトーとウィペットを駆使して進む必要がありました。厳戒態勢、一人ずつ順番に進みました。
尾根の取り付きから5時間30分でショウガ山のピークに立てました。達成感がありました。
晴れていれば、加賀禅定道が見えるらしいですが、本日は視界不良で見えず残念でした。
気を取り直して滑降開始です。ガリガリな雪や、固く締まった雪、パウダーと変化に富んだ雪質に対応しながら滑るのは結構難しいです。自分は体力を消耗し息が上がってしまいましたが、先生と大魔人さんは平然としていました。スゴいです。
登りで難儀した細尾根は下りでも難儀しました。林道上部で谷状地形にドロップしましたが、これまた大変なことになりました。林道の直情部が崖になっていました。果たしてどうやって降りるのか観察していましたが、大魔人さんの降下方法はスキーで出来る技を超えており、自分は無理と判断しスキーを担いで四苦八苦しながらなんとか降りました。
Yasuhiro先生:Pon2oon/TLT/Dynafit
大魔人さん: Pon2oon/TLT/Scarpa
Noza:Hellbent/TLT/Scarpa
深瀬大橋からスタートし、2本のトンネルを抜け、尾根に取り付きました。小嵐山を経由し、アップダウンにつかまらない様に注意しました。1500m付近のの小ピークを巻くには、氷化斜面のトラバースが必要で、注意が必要でした。
ショウガ山ピークにて Yasuhiro先生と、大魔人さん
ショウガ山ピークへの最後の稜線歩き
この先、緊張のトラバースでした。
大魔人さん
Yasuhiro先生
Noza
手取湖
崖っぷちのNoza
奇麗な樹氷