トライアスロン珠洲大会はAとBの2タイプあり、Aはミドル、Bはショートのコースである。今回はAタイプに出場した。Swim2.5km、Bike100km、Run22kmである。自分を試すいい機会である。昨年までの自分を超えることを目指して挑戦した。


 トライアスロン大会は前日受付が定番である。自転車のチェックと競技説明会があり、必ず出席する必要がある。自分は説明会前に軽く自転車で試走も行う。

競技説明会の後には自由参加のパーティーが催される。毎年ここで披露される御神事太鼓はなぜか心に響く。選手宣誓や市長の挨拶などの後に、ノンアルコールビールで乾杯だ。地元の料理やサザエも食べて小腹を満たす。ちょっと気合いが入る。人気がない水やアクエリは手がついていないのでゲットする。

 その後宿に移動する。「民宿さいもん」さんにお世話になる。チームごと泊めてもらっている。夕食は心のこもった御ちそうに大満足。メンバーの中には1週間禁酒して挑んでいる人もいた。

 Aタイプのスタートは7:00なので、早めに就寝した。

 当日、朝露が降りている。珠洲市だけに涼し・・・ってか。4:00に朝食を用意してもらえた。しかもこの時間にかかわらず普段の朝食と同じメニューである。感謝感謝である。当たり前だと思っていたら大間違いである。「選手にがんばってほしいから」その一心だという。心遣いに気遣いに朝から感動。

 ありがとうございました!!

 宿は大会の会場から700mのところにあるので、近くて最高の位置にある。5:30の受付開始に会わせて宿を出発し、受付を済ませた。ウォーミングアップは軽いジョグをしている。自分の場合10分程度でOKだ。

 海も穏やかで、いい感じ。朝焼けが奇麗だった。

 バイクラックにバイクとランの準備を済ませ、入水チェックをする。その後、海で軽く泳いでみる。透明度も抜群だった。コースがストレートから斜めに変更してるので、なんだか遠く感じた。

 いよいよスタートである。Aタイプは900人の参加で、300人ずつウェーブスタートである。自分は第2ウェーブでスタートだ。最初は50mくらいは浅瀬で歩いて行ける。コース取りバトルを避けて自分はアウトコースから落ち着いてスタートした。これまでの経験から、インコースは着いて行けるので若干早く泳げるのだが、もみくちゃになり蹴られたり押されたり、身の危険を感じるときがあるので、ハイリスクは避けたく、結局自分で泳ぐのが自分には合っていると学習した。

 折り返し地点まで微妙に潮の流れが向ってきており、進まない感じを覚えた。一番混雑する折り返し地点も難なくクリアできたが、折り返した後、アウトコースはインコースに巻かれるということを計算しておらずロープ際で混雑してしまった。気づいたら頭にロープがぶつかって、コーナーに寄せられていた。この辺のことは反省点で、うまくコースをとらないと無駄時間を食ってしまう。

 自分の中では調子が良くて、タイムが気になったが、陸に上がってみると去年と同じタイムだった。55分くらいかかった。アイーーン。まだまだ泳ぎは改善の余地があるようである。しゃあない。バイクで頑張るか。


 トランディションまで走って行く。バイクラックの自分の隣の選手は両方とももうバイクスタートしているらしい。遅れているぞ。速攻でバイクの用意をしていざバイクスタートだ。猛追開始!!バイクコースは50kmのコースを2周する。途中峠が3つあり、ヒルクライムが勝負の見せ場である。

 得意分野だけに、スイムでついた差は1周目で大体拾える。1時間置きにアミノバイタルを補給する。赤のアミノバイタルは有効であった。スイムの疲れはほとんどなく、ヒルクライムも全然大したこと無い。乗鞍を上がっていれば屁のカッパである。平地は38〜40km/hで飛ばせる。1周目は楽勝にクリア。水分も計画的にとれている。 2周目からは第1ウェーブの選手も拾って行ける。しかし2周目の大谷峠では予想外のゲリラ豪雨に見舞われた。体温が下がるので最初はラッキーだと思っていたが、もの凄い雨で、叩き付ける雨は肌に当たると痛いほどだ。ダウンヒルでは川を下っているようで恐ろしい思いをした。結局バイクゴールまで前もろくに見えない中、ずぶぬれでゴールした。トランディション込みで3時間25分くらいだった。アベレージは30.2km/h 瞬間最高速度72.1km/h

 ランのスタートの準備をしていると、雨は上がった。いつもはここでエアサロを足にスプレーするが、今回は雨のお陰で体温はそう上がっていないし、大丈夫そう。サングラスももう必要ないだろう。首の日差しよけも外した。

 スタートから快調に走れた。これは期待できそう。気持ちいいランニングだ。と思えたのも折り返して12kmまでだった。この先徐々にハムストリングスが張り出して、ペースは落ちていった。ここまでエイドゾーンで立ち止まることは無かった。流して給水していたが、この先はエイドゾーンが目標になる。決して歩かないその一心で頭の中は次のエイドゾーンしかない。辛抱の走りになった。ラスト6kmの看板が見えたところで、腰も痛くなってきた。まずい。姿勢が崩れてきているらしい。ハムストと腰を中心に氷水をあてた。エイドゾーンにあるエアサロもかけた。オレンジや梅干しで気分転換するものの、すぐに辛くなった。前半飛ばし過ぎたツケが回ったか。ラスト5kmからはBタイプのランナーと混じって走る。ランナーが多い方が走り易い。声援に応える余裕もなくなり、苦しい。日差しも照りつけてきて暑い。さっきまでの天気はどこへやら。

 ラスト2kmで最期のエイド。力一杯水を頭からかぶった。ここからは声援も多くなり、苦しい顔は魅せられない。アスリートたるものいいパフォーマンスをしなければならない。ゴールが見えた。帽子を脱ぎ、いい笑顔でゴールするのがアスリートの精神である。ごちゃごちゃゴールも好きじゃないので、数秒くらいは気にしない、堂々のフィニッシュ!!(ヘロヘロでスパートはできなかったです)


トータル6:16’59  60位/900人

コンディションもよかったので、昨年より20分も短縮できたので良かった。 

 反省点はスイムが改善されていない点と、ランの後半の走力不足が最大のネックだった。

 まだいける。

 しかしコンディションによって大きく左右されるということも分かった。一概に練習した分だけ早くなれるというものでもなさそうだが、もう少しトレーニングしていきたい。

 特に今回はトライアスロンに特化した練習はしておらず、高地トレがメインだった。これは有効だ。乗鞍ヒルクライム、自転車+登山の組み合わせ、トレランでいい練習になることが分かった。しかも好きな山も楽しめる。この遊び方は一石二鳥以上だ。

リザルト

http://www1.ocn.ne.jp/~suzu-tri/toraiasuron/kiroku/2013/24kiroku-a.pdf