荒島岳
荒島岳
2013年6月2日[登山:単独]
土曜日から白峰で仕事の親睦会のため、泊まりで宴会があった。白峰でイワナを釣ったり、山菜をとったり、一方は海で釣りをしたりと、自分たちで食材を調達し料理して食べるというイベントだ。毎年恒例の行事で、自分はイワナ釣りの担当だった。イワナは大漁に釣れ面白かった。
それを、塩焼き、南蛮漬け、骨酒にして食べたり飲んだりするがまた旨い。
翌日も2時間だけ釣りをすることになった。予想以上に早く終わった。 トレーニングがてらに登山しよう。 最初から山に行く計画を練れば良かった。 どこにしようか。ここは白峰だ。ということは、白山か??いや、「荒島岳」にしよう。
以前から狙っていたが、移動距離がある割に標高は低くおそらく簡単に登れるだろうから、なかなか行けなかった。装備は??トレーニング用の着替えとランニングシューズは常備している。地図は持ってきていない。地図が無くても登れるが・・・舐めてかかると痛い目に会う。そうだ、スマホがある。予備バッテリーもある。よし、ランシューとスマホで荒島岳、速攻登山で決定だ!!よっしゃーー!!
白峰から福井県大野市に車を走らせ、コンビニで水と、非常食を買った。
さて、ルートは、地図を見ていて以前から気になっていた西面の登山ルートを登ってみる計画。どこまで車が入れるか不安だったが、車がダメなら走ればいい。しかし、林道に入るとすぐに看板があった。じぇじぇじぇ〜。通行止め?ここから走るのはちょっと。通行止めってここからじゃないですよね?ゲートかなにかあるんでしょ?行けるとこまで車で行きますよ?叱られませんように。
恐る恐る進んでいくうちにどんどん道が悪くなっていく。通行止めというより、行けないという感じか。コンクリート舗装が終わっているところで、ギブアップ。AWD車だから行けないことは無いだろうが、ここからランニングすることにする。ランニングシューズを履いて、スマホのアプリ”FieldAccess”を起動。事前キャッシュしてあったので、圏外でもOK。GPSの軌跡を記録する。さて電池はどこまで保つのか。
10:37 スタート(EL.642m)。タニウツギが満開。こんな感じの道路。
10:54 登山口(EL.846)。バイクが一台泊まっていた。山菜採りの地元の方だった。曰く、登山口まで車で来て、登山する人はいるらしい。ここからは登山道を行く。ステップが無い部分のみ走って登る。
11:15 分岐点。ここからは登山客が増えてくる。稜線に出たらあとは楽勝、飛ばすよ〜〜。
11:37 荒島岳山頂。ガスで景色は見えない。人がいっぱいで賑わっているが、私は速攻で下山だ。
12:47 無事ゴール。休憩なしで往復1時間47分。楽勝だった。本来の登山ルートなら、もう少し時間がかる。さて、スマホはどうなったか。充電100%でスタートし下山後は85%になった。速攻登山程度なら使えるかもしれない。GPSのログはしっかりとれた。.GPXファイルをPCに取り込むことも可能だ。
ワンデイのビッグルートをするには、トレランシューズかアプローチシューズを買わなければならない。それ用のザックも。
荒島岳、少しはトレーニングになっただろう。それにしても、久しぶりに走った。腸脛じん帯炎と診断されて以来、山歩きはしていたが、舗装道路でのランニングは禁止していた。20分ジョグ出来なかった膝が、もうサポーターもいらないまで回復。これから徐々にオンロードで走っていこう。距離も次第に伸ばせそうだ。
尚、このルートは登山道自体はしっかりしていて、問題なく登れますが、車でのアプローチがいまいちよくないのと、本来は「通行止め」ということで、あまりオススメはできません。参考までに。