山に行く時間がなかなかとれず、いっそのこと雨でも降ればいいのだが、こんな日に限って晴天だった。

 いても立っていられず、アクセスも含めて短時間で遊べそうな山を頭の中で思い浮かべると、もう金沢の山しかないと思い、医王山にトレーニングに出かけた。

 時間さえあれば、自転車も加えれば面白いところだが、今回は車で西尾平まで移動した。

 西尾平付近は紅葉が見頃だった。思った以上に楽しめそうな予感がした。医王山はヒルクライムの練習に自転車で来ることは多いが、敢えて山に登ることはなかった。今回は小学生の遠足以来のトンビ岩コースを行くことにする。

 水は300mlのソフトケースに入ったスポドリを片手にもって行けばそれで十分だ。あとは迷子にならない様に、携帯でGPSのログを撮りながらスタートした。こんなときはスマホアプリは重宝する。

 スタートは林道(砂利道)をハイスピードで走って行く。

 数名の登山客とすれ違うと、「トレランが来た!」と脚光を浴びる。いい気分になってしまいます。5分ほど走ると、兄貴の家族も医王山に遊びに来ていたようで、お互い驚く。気をつけてね、僕は走ります。甥っ子、姪っ子も自然を満喫していました。

 10分ほどで、大沼に到着、すばらしい景色に正直驚いた。数枚写真を撮って、次は三蛇ヶ滝の方へ下る。こちらも風情があります。金沢にこんな場所があったんだ。と感心してしまった。

 小学生の頃も同じコースを歩いているはずだが、全然覚えていない。しかし、三蛇ヶ池で写真を撮ったことは覚えている。あぁ・・・あれは今は昔、当時気になっていた二人の女の子がいて、その両人とも同じ班に編成されているという、ドキドキのシチュエーションだった。写真を撮ろうものなら、自分の立ち位置も考えることだろう。アホなこと覚えているのだな、とここでふと思い出した。

 懐かしさと、可笑しさでもう写真をもう一枚。

 さぁお次ぎは、トンビ岩だ。バリエーションコースというほどでもないが、ちょっとした岩壁を登る。ここも全く記憶にないが、多分小学生には少し難易度は高いルートだっただろう。

 野々市からお越しのご家族も岩登りに果敢に挑んでいて、小学4年生とうことでした。ガンバレ!!

 自分はあっという間に鳶岩に登り上げることが出来た。見下ろす景色も最高だった。

 鳶岩からは稜線を走ることができる。こちらもナイスなルートであった。夕日のスペクトルが紅葉を一段と奇麗に魅せてくれた。森の中を爽快に走って行くのは最高に気持ちいい。

 しらはげ山までは、小刻みなアップダウンなどもあり、なかなか面白いコースだった。

 金沢市内から医王山を眺めれば、しらはげ山が見えるが、実際に登ったのは初めてだった。頂上には祠や展望台があり、金沢市内の眺めは最高だった。

 小学生の頃は、鳶岩から覗の方へ降りるルートをとっているはずだ。このルートも入門プチトレッキングにはもってこいだ。

 しらはげ山から夕霧峠への登山道は下りになるので、ここはスーパーダッシュで下る。途中、トレランの3名とすれ違った。スポーツセンターまで行くらしい、ファイトです。

 いつもの夕霧峠に到着、やはりヒルクライマーの聖地、数名シャカリキがいた。夕霧峠は鞍部なので、今回はここはスルーして奥医王山へと進む。これまた急坂、さすがにこの坂は走れなかった。10分と読んでいたが、そう簡単には登れない。本日最高心拍をマークしながらピークを目指した。

 約80分の末、奥医王山に到着できた。紅葉も眩しいくらいだった。

 セルフタイマーアプリで時分撮り。

 夕霧峠まで登山道を下り、その後西尾平まで3kmくらいはロードを下るのみ。夕方は少し冷えてくるので、下りでもガンガン飛ばさないと寒い。2時間もかからずゴール。ちょっと不完全燃焼ぎみだが、紅葉を楽しめたのでまあ良しとしよう。楽しかった!

 来週は市民マラソン、毎年出場していて、自分の中ではバロメーターになっている。去年の自分を越えられるか?