スイム中止

 台風19号と20号が連続して日本列島に接近。大会当日には北上して低気圧になったが、その余波でスイムのコース設営が行えないとのことであった。見た目は穏やかな海なんですが流れが早いのかも知れない。大会側としては、2年連続でスイム競技中に選手が死亡するという事故が発生しており、慎重にならざるを得ない状況だったのだろうと想像する。

 この時期に台風が接近してスイムが中止になったのはこれまで29回の大会の中では初めてとのことらしい。これも異常気象の影響なのか。異常気象が人間活動の影響だとしたら、スイム中止は自業自得と言わざるを得ない。

 スイムは苦手種目だけど、無いと寂しい。というかトライアスロンではなく、デュアスロン珠洲。

バイク

 砂浜からバイクラックまで裸足で走って、トランディション(靴を履く)を経てバイクスタートという流れ。Aタイプは900人が3分ずつウェーブスタートする。自分は登録番号がよかったので幸運にも第1ウェーブ。後ろの選手は18ウェーブまで待たされるのだから集中力も切れるし同じ条件とは言えない。DNS、DNF、TOVの多さがそれを物語っている。ウェーブスタートは例えば半分の9ウェーブにしても運営上問題ないと思うし、レース的にも面白いと思う。初の試みだから仕方が無いが、これから異常気象が普通になるのかと思うと、スイム中止の頻度が増えるのかもしれないので、そういう事も考えないといけない。

 例年だと私はスイムが遅いのでバイクパートから追い上げる展開になる。今回は前に選手がほとんどいないので、順位の入れ替わりもあまりない。

 案山子の区間は向かい風が強くて辛抱だった。そのあと海が見えてきて、これが絶景。海岸線の風を切りながら走ると癒された。稲刈りが終わっている田んぼもあっていい香りだった。

 1週目の大谷峠は軽快に行けたのでマル。2週目は風が更に強くなった。上位選手の背中は平地で見えなくなった。エアロポジションがとにかく早い。2週目の大谷峠でも周りは強かった。自分は坂こそが見せ場だと思っているので、大谷峠で追い抜こうと頑張ったが誰も抜けなかった。それではランで抜きましょうと内心燃えていた。おもろい。

ラン

 バイクラックに戻ると数えるくらいしかバイクがない。実はこれはウェーブスタートのからくりなのだけれど、見た目はかなり前でレース展開しているみたいで、気分がよかった。

 沿道の声援も激しく、力になる。余裕の表情を作って笑顔で走った。小さい子供の応援も可愛くて力になった。調子が良くてこのままなら1時間45分くらいで走り切れるかもと淡い期待。見附島の手前のガソリンスタンドでは恒例の水ぶっかけ、これ最高です。感謝。

 折り返し~ラスト5kmまでがとても辛かった。日差しが強くなり体温上昇が抑えられない。ペースがガタッと落ちた。この調子だと2時間かかると下方修正。

 エイドのたびに頭から水をかけて、帽子に氷を忍ばせて体温を下げながら走る。身体をスポンジで濡らしてもすぐに乾いてしまい、またエイドを求めて走る、これの繰り返しだった。スタッフも暑い中対応してくれている。この暑さ、エイドがないのでは絶対走れないし、走らない。スタッフありきの大会です。感謝、感謝。

 ラスト5キロはBタイプ折り返し選手が多くなる。Bタイプであれ、誰であれ、抜かれたくないという負けず嫌いの気合が入って頑張れた。最後の力を振り絞ってゴール。今年も頑張りました!

 スイムがないのにここまで追い込まれるか?というくらい最後は辛かった。

ゴール後

 水シャワーでクールダウン。氷嚢でアイシングして体温を下げたら元気回復した。ゴール後の補給食は、焼きおにぎりがうまい。水にレモンを入れただけだけど、これまたうまい。なんでもうまい。そして豚汁を頂く。う~まい!ことしは例年になくうまいと思った。具がたくさん入っていて芋のとろみがワンランク上の味を出している。思わず2杯目おかわりした。

 石川県2位のS谷さんと駐車場で合ったので話していると、「来週の佐渡トライアスロンに向けて軽く流していた」と。こちらは本気で頑張っていて負けたのでこの言葉は悔しかった。

すみませんが、来年は勝ちます。


やっぱり珠洲はいいですね~。

スイムあったらもっとよかったけど、それを楽しみにまた来年!!ありがとうございました。

バイク3:23’50

ラン:1:57’00

トータル5:20’50

総合27位


大会公式HPよりリザルト↓

https://triathlon-suzu.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/29thAtype.pdf