スタート~浅間峠

暑いのでセーブしてペースを抑えて進む。登山道まで渋滞なし。登山道からは列の流れに乗って進む。無駄なエネルギーを使って追い越すというのはしない。皆黙々と一言も発せず樹林帯を一斉に登るから異様な雰囲気だ。第一関門の浅間峠で応援を受けてハッピー。

浅間峠~月夜見第2駐車場

 順調だと思っていた。6時前にヘッドライトを出す。ところが問題発生、ヘッドライトが蛍の光だ。30分蛍の光で頑張ったがダメ。後から気づいたが、試走の時の電池のままでした。おバカさん。後半用と決めていたハンドライトをメインに使う。ジェントス頼む!三頭山の登りでは万事休す。500mlのボトルを飲み干し、ハイドレーションをちびちび飲むが足りない。3L持っていたが、それでも十分とは言えなかった。

 ついには身体が痺れ始め、腰をおろしてエネルギー補給し心拍を落として回復を待った。体温が上がって水分不足になったんだろう。そこから一歩一歩が辛い。痙攣寸前のところで止まっては歩くを繰り返す。地獄のような時間だった。ピークに立つと物凄い達成感だった。ここまでが核心だった。地獄から解放されて楽しくなって来た。下りは意外と足が残っていて快調に下れた。月夜見では唯一補給を受けられる。ただしドリンク1.5Lまでに限りる。私はハイドレーションに水1L、ボトルにポカリ500mlをありがたく頂いた。足裏のケアをして、夜ご飯のおにぎりを食べた。気づけばボトルがもう半分なくなっていた。ちょっと眠気があったのでこれはいかんとハッカ油のスプレーを顔にかけた。しみる。目が開けられなくなって涙が止まらない。やばいよやばいよ涙で前が見えない。ということで1分間寝た。起きたら足にスイッチョンが停まっていた。

合計20分くらい休憩した。

月夜見第2駐車場~長尾平

ここからは試走している区間。木の根や石が転がっている下りは危ないので歩いた。これが他の選手とは大きく差が開く要因だった。登りで追いつくけど下りで離される。御前山を超え、大岳山のピークに立つ。気持ちが盛り上がってくる。ジェントスの予備電池に交換した。下ったところの水場(自然水)で500mlを一気飲み。うまいうま過ぎる!さらに下った水場で500ml一気飲み、まだまだ飲めそうだけどお腹壊しそうなので、やめといた。しかしありがた〜い水場でした。これでかなり身体が潤った。長尾平まではほぼ走っていけた。この時点でゴール予想は25時(12時間)。

長尾平~ゴール

足は残っている。水を飲んで蘇った?登りは相変わらずだが金比羅尾根の爆走開始!日の出山から見る東京の夜景は大きくて感動もの。頑張れ足!もう躊躇なく水を飲む、足が動く、頑張る。走れるって素晴らしい。金比羅山のところで24:45、目標リミットまで後15分でゴールできるか?普通なら無理や!焦りMax、アドレナリンMax!激坂の下りを足がぶっ壊れるんじゃないかというスピードで降りた。ゴールが見えた、やったー、ゴール。

23:54(11:54’45)お疲れ様でした!

ゴール後はしばらく身体が痺れて動けなかった。宿に戻りkouさんの差し入れの甘酒で乾杯して眠りに落ちた。至れり尽くせりでした。感謝です。


ゴールした瞬間はこんな地獄のような大会もう二度目はないと思ったが、振り返ってみると意外と楽しんでいた自分もあった。この大会が人気な理由、夜間行動を敢えて設定する理由、装備については自己責任としている理由、ハセツネは登山なのかスピードレースなのか、、、等々レース中に考えていた。参加してみて初めて分かることも多くありました。

勉強になりました。ありがとうございました。

男子総合

86位

タイム11時間54分45秒


第1関門 3時間23分

第2関門 6時間59分

第3関門 10時間24分