<土田保育所~播摩建設 [46km]>

一番キツイ区間でしょう。登山道は短く、ほとんどが舗装道と林道で構成されている区間です。


 ロード区間でみさごさんを見失って、しばらく一人旅となりました。のと里山街道沿いに走っていると車がものすごいスピードで通り過ぎる。走っていることにアホらしくなり、この辺りから歩き基調となる。プレッシャーもプライドも何もない。。。

「すみませーん」と、女性ランナーが横を通り過ぎていく。カチーーン。男のプライドが残っていました。付いていくとストーカーになりそうなので、2分アドバンテージで、追いついてやる!!と意気込んで走りだした矢先、登山等に突入。歩く口実ができてしまいました。

 結局追いつくどころか、姿すら見えなくなりましたとさ。プライドはどこへやら。

 単調な旅になってきたので、腹こしらえにチョコバーをボリボリかじる。

静けさや 岩にしみいる Nozaの声 「チョコ、うまいね〜」などとブツブツ独り言。

 後ろからわーわー吠えている人が、この静けさを破りました。

「おいおいおい!!歩いてんじゃねーぞ!早く行くぞ!!」

ぎょっとして振り返ると、鬼教官みさごさんでした。相棒の米田選手と一緒。

ちょっとまってお兄さん。チョコタイムなんで、、、、と言っている間にいなくなりました。

 この後は石川県の女性入賞者の折戸選手に追い越されたり、追い越したりを繰り返す。

 みさごさんが遠くで手招きしてくれるが、鬼の手招きにしか見えない。

 風力発電所地帯の地獄の九十九折は、まるで脱水機。ボトルの水がみるみる減ってく。

気が狂いそうになりました。田上さんの応援にやっと笑顔が戻りました。


 第3エイドはオアシス。マッハさんと美女、Mamoruさんのご家族の声援をまずいただき、お待ちかねのコーラ。フルーツも提供していただき巨峰やグレープフルーツを卑しくも大量に食べました。腰を下ろしてオニギリも頬張り、エネルギーと水分を完全補給。まるで新しい顔になったアンパンマン状態、元気100倍というやつです。

 鬼教官「いつまで食ってんの、よく食うね」 あえて返事はしない・・・まってなさい。

<邑内中学(おうち中学)スタート~永光寺(ようこうじ)[6km]>

永光寺がとても印象的な区間でした。


 永光寺住職さんの鐘で走り出す。渋滞を避けるべくハイペースで飛ばす。

Mamoruさんを追走後、amatchこと雨宮さんの後ろをマーク。農道や林道で心拍が上昇、登山道で落ち着かせました。

永光寺では思わず感嘆の声が漏れる。境内では「ぜんざい」を頂く。序盤にしてハイライト、これが禅ですか。綺麗な石畳を走っていくと、カメラマン田上さん(まっさん)。お世話になります。階段の先には、しょももさんの応援。たくさんの応援に背中を押され気合が入ります。

境内を走ってもいいとのことで謹んでダッシュ。素敵な体験に興奮気味でした。

永光寺最高★★★


 このあとみさごさんに追いつきペースを作ってもらう。

「順調なペースですね」と同意をもとめるが「まだ遅い方だよ、40km過ぎたら足にくるからね」と計算高い。

<永光寺~眉丈が丘休憩所 [21km]>

この区間は農道や林道が多いので比較的ハイペース区間で気持ちよく走れました。


 邑知潟を横断して反対側の山へ。この間は舗装道路、JR七尾線の踏切でちょうど電車が通過し踏切ストップもありました。

 amatchさん、みさごさん、Nozaのトレインは、沿道の方にハイタッチしながら走る。

おばあちゃんたちの連続に「恋が芽生えそう」とamachさん。

 登山道に入ると、amatchさんみさごさんのペースが上がります。私はそのペースに合わせるのが苦しくなり次第に遅れだす。


 第1エイド。みさごさんが一足先にスタートする際、「早く給水して着いてこい!」という指令。ここからみさごさんは鬼教官と化します。

適当に返事して、ボトルにポカリの粉を溶かす。ぼちぼち慌てずに行きますぅ。

永光寺(ようこうじ)には随分驚きました。感嘆の声が漏れました。

この階段の先にしょももさんが。応援は励みになりました。

<眉丈が丘休憩所~土田保育所 [28km]>

 下り基調で登山道はぬかるみでスリップ注意区間。

 みさごさんの背中を追って学んだことは、後ろにランナーが着いているときは、自転車のルール同様で、減速する合図と注意喚起が大事です。

 登山道を出ると今度はロード。日差しを遮る木陰がなく暑い。ロード区間は言い訳なしで走るしかないので辛い。

なんで走らなければいけないの?

この辺から体が休めと言ってくる。

気づけば第2エイドでした。「舳倉島の水」を飲む。舳倉島の水って??舳倉島に行ったことがあるだけに疑問でしたが、美味しくいただきました。

 しょももさんの情報によると、ゲンさんはこの時点で30分も先行しているとのこと。

鬼教官「先行くよ、追い付いてこいよ!」心の中で返事をする。「(はい)」

uetaさん提供

<播摩建設~稗造研修センター [53km]>

この区間はエイドの直後だったので比較的スピード区間でした。

 嘘のように元気が戻ってきたので、これはみさごさんに追いつける追いつく!ガンガン飛ばす。

途中に出会ったミニーちゃん(さん)とはこの後も何度か出会うことになる。

林道は景色が変わらない。電柱ごとに走るインターバル走をして気を紛らわす。それすら飽きてくると今度は歩数でインターバル走をして遊ぶ。登山道に入ると木陰が涼しくて、クッションもあり気持ちが良いです。あっという間に第4エイドでした。

<稗造研修センター~植戸 [64km]>

 下って登るだけの区間。メンタル勝負。

 中々みさごさんに追いつけない。次第に、鬼教官を一泡吹かせてやろうという野心に変わる。下りはフルパワーで飛ばす。登りに差し掛かると、みさごさんがチラチラ視界に入ってくる。ニヤニヤ。しかし体内のエネルギーがもうない。行動食だけで行動しているらしく、またお腹が減り出す始末。

 迅速にエネルギー補給するために用意してきた「甘納豆」を食べる。加藤文太郎の真似です。

 第5エイドが見えるとみさごさんの姿が。でついに追いつく。

しかしここで驚いたのが、あとゴールまで10kmを切っているということで、みさごさんが水を捨てだす。冗談じゃない。逆に私はボトルを満タンにする。

 どうやらみさごさんのレベルはかなり自分とはかけ離れているようです。みさごさんに勝つという野望はフェードアウトしていきました。みさごさまゴールでお待ち下さい。

<植戸~最終関門南山 [68km]>

 ここまでくると自分との戦いです。短すぎるこの区間は写真なし。

 前後の選手ともかなり間が空きだす。自分を見つめる区間、修行というのはこれだな、と言い聞かせながら辛抱の走り。砂利道が足の裏に痛い。痛いんです。

 もう勝つとか負けるとか、関係ないんです。もう早くゴールしたい!その一心です。



<最終関門南山~大本山總持寺祖院 [73km]>

 この区間を楽しむための体力を残して欲しい。と書いてあった通り、ここでやっと登山っぽくなってきました。山魂に火がつく。女性ランナー(TJARの中村選手)に追いつき、ざまぁみろと男のプライドを見せつけ、峨山のピーク立つ。さぁあとは下るだけです。

 心臓が止まるかと思いました。足音もせず突然「お先〜〜!!」と抜き去られて超ビツクリ。さっき抜かした中村選手でした。なんちゅうスピードで下るん??唖然。(ざまぁ見ろと言われた気がしました。)


 ラスト2kmの看板でラストスパートをかける。もうスピードは出ていません。気持ちだけスパートです。

げんさん、10位おめでとうございます!

uetaさん根性でゴール。感動しました。

みさごさん。お見それしました。

mamoruさん。僕の勝ちですね。

Yasui先輩 僕の勝ちです。

kouさん 余裕そうでした

Nozaゴール

Yamagutiさん よ!二枚目!

中野さん マーシャル素敵でした

Muroさん 貫禄ナイスランです

まっさん カメラ応援 本当に感謝です

田上さん撮影 お気に入り写真