久しぶりにハード山行の予感に気合は十分。

 大魔人さんの情報により除雪は市ノ瀬付近まで到達しているとのことで、白峰からマウンテンバイクでスタート。天気は雨の予報。いかにドライな状態で別当出合にたどり着けるかが鍵となるだろうと予想。グローブはゴム手袋(テムレス)、ウェアはカッパ、ザックカバーまでセットして準備万端。いい意味で予想外にも天気は悪くなく、それほど濡れずに除雪終了地点まで進むことができた。ラッキーです。

林道の積雪は10〜20cmくらいで、ショートカットできないのでやたら長く感じた。先行者は一人。ソリを引いている。相当眠いのかトレースが蛇行している。少々気になるが有り難く使わせてもらいました。

 別当出合で先行者にようやく追いつく。挨拶するとYohiさんでした。初めまして。

カッパとゴム手袋は別当出合に置いておく。装備を整えて防寒対策バッチリ。積雪は40cmくらいか。雪が積もった吊り橋は恐ろしい。大魔人さんの吊り橋ラッセルは非常に助かりました。

 Yoshiさんも加わり3人でラッセルを回す。この時期の登山道は藪がうるさくて難儀する。雪は多く、激しいラッセルが続く。

 甚之助。ここで小休止、防寒対策を整える。温存してあったグローブを着用して、完全装備。黒ボコ経由で弥陀ヶ原へ上り詰めた。ずっとガスの中だったが、ここに来て晴れ間が出てきて大興奮。これぞ白山!雪化粧とはこのことです。モンスター達もお出迎えです。写真撮影大会の始まり。

 室堂を右目に、御前峰を目指す。くの字も氷化しておらず新雪だ。シールがよく効くので登りやすい。クトーなし。しかし甘くはありません。マイナス8に風が加わり体感温度はもっと低い。長居は無用。写真を撮ったら滑降準備。

 初滑りは正直ビビりますが、新雪なのでいつもよりうまく滑れたような気がしました。錯覚でしょう。あっちゅう間に甚之助です。楽しい時間というものは早いものです。

 それにしても大魔人さんの華麗な滑り。どんどん引き離されていく。いつものことだが必死に追いかける。もう足はプルプルです。大魔人さんはケロッとしている、、、まだまだ修行が足りんというところでしょうか。ひえ

大魔人さん、Yoshiさん有難うございました。

Yoshiさん ソリでザックを引いて来たらしい

吊り橋の雪を蹴散らす大魔人さん 難関さえもものともしない

ラッセル楽しい

入り口は除雪して中で休憩させてもらいました。感謝です。

ブーツの深さでラッセル

ホワイトアウトの中、危険なトラバースは大魔人さんがルート工作。必殺仕事人。

黒ボコまではNOZAが白昼模索でジグを切って詰めた。

「地獄に行ったことあるか?」大魔人さんがYoshiさんに問いかけた。

まるで天国だった。

いつもお世話になっております。弥陀ヶ原ライブカメラ。GPSにウェイポイント打っておいた。

モンスター群を進む大魔人さん

雪化粧した白山 この時期が最も美しいのではないでしょうか。

スーパーファットにアメンボバスケットで厳冬期仕様の Yoshiさん。

グローブもガイドで防寒対策万全ですね。

鬼に金棒。いや、大魔人さんと電熱線ゴーグル(通称地獄ゴーグル)

あの頂へ

自然は厳しい

クトーはいらない上等な雪質

自然は美しい

Yoshiさんナイススマイル!?

大魔人さん貫禄

NOZA

奥社にお参り 

凍てつく奥社 モコモコに成長した海老のしっぽを纏った奥社の写真を撮るのが次の目標

2700mから雄叫びの大滑降開始

ワイルドだろ〜?

大魔人さんカッコイイ

室堂へ滑り降りる

新しい社務所は初めての冬に突入

Yoshiさんダイナミックに滑降

黒ボコ岩を背に

落ちていく

別山もこんにちは

甚之助までサラサラの雪でした。

甚之助小屋

癒される

登山道を滑ることができますか?

チャリ+スキー。ここまでして白山に挑む執念。あの景色が全てを物語っています。

Yoshiさん撮影

完全装備して いざ

最高★★★

大魔人さん撮影(北國新聞1面 有難うございました)